大腸ポリープ
病態
加齢的変化により発生し、がんとは関係ない過形成性ポリープと、主にがんの芽といわれる腺腫性ポリープに分かれます。
過形成性ポリープは直腸に多く、極一部の大腸全体に多発する特殊な過形成性ポリープをのぞき、治療の対象になりません
腺腫性ポリープは、大腸がんの芽と言われていますのでポリープ切除の対象となります。 大腸がんの多くは、腺腫性大腸ポリープが成長してがんになると言われています。しかし、一般的な腺腫性大腸ポリープががんになるまで、10年以上かかるのがほとんどです。また、ポリープではないのですが、他に平坦な形や陥凹した形の腫瘍の中にはがんになるスピードが速いと考えられる病変があり、小さくても早く治療をお勧めする場合があります。

症状
症状はありません。

治療
 −腺腫性ポリープの治療方針ー
5mm以下のポリープ 5mm以下のポリープのほとんどは成長が緩やかで、10年を経ても大きくならないものも多く見られることがわかってきました。ポリープの形、年齢などを考慮して総合的に治療するかどうか決定します。
6から10mmの
ポリープ
大きさが5mmを越えると、原則治療をお勧めします。1年経っても大きさはほとんど大きくなりませんが、仕事などの都合を考慮し、1年以内の治療をお勧めします。
10mmを越える
ポリープ
10mmを越えるとがんになっている確率が10%を越えます。放置するとがんになる確率が高くなりますので、治療をお勧めします。

治療後
−治療後(ポリープ切除後)の経過観察−
治療したあとは、必ず1年前後で再検査をお受けになり、他にポリープがないことを確かめる必要があります。医師のアドバイスをお受けください。
−治療後の生活制限−
大腸癌の原因は食生活、運動不足が言われていますが、確実なことはわかっておりません。現時点では、煮物やジュースなど摂取しやすい形で野菜をたくさん食べること、少し汗をかくような早歩きなどの運動を1日30分以上することが最も効果があるようです。がんばりましょう。

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