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| 病態 |
胃・十二指腸潰瘍とは粘膜の限局性組織欠損であり粘膜筋板を越える深さの欠損のことをいいます。また粘膜の欠損は深さによって4段階に分けられます(下図に示す)。胃潰瘍の好発部位は若年者は幽門部(胃の出口付近)に多く高齢者になると高位(胃の入り口の方)に好発部位は移動して行きます。十二指腸潰瘍の好発部位は球部前壁でとなります。 |
| 原因 |
◆不規則な生活や過剰な飲酒、ストレスなどにより胃・十二指腸内の攻撃因子(胃酸・ペプシンなど)と防御因子(粘液など)のバランスが崩れ、攻撃因子が強く働くことによるもの
◆Helicobacter pylori(ヘリコバクター・ピロリ)の感染によるもの
◆薬剤 : 非ステロイド性消炎鎮痛薬(頭痛薬、生理痛薬、風邪薬など)が原因となるもの など様々です。 |
| 症状 |
症状は主に心窩部痛、いわゆる胃痛となります。胃潰瘍の場合は食後、十二指腸潰瘍の場合は空腹時に胃痛が出現することが多いともいわれます。他にも悪心、嘔吐、胸やけなどがあります。また、出血(吐血、下血)穿孔を合併することもあります。 |
| 治療 |
治療法は胃酸を抑える薬の服用、食事療法その他、原因と考える生活環境の改善です。再発を繰り返す患者さんは、ピロリ菌を除去(除菌療法といいます。)します。 |
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| ※ヘリコバクター・ピロリと胃・十二指腸潰瘍について詳しく知りたい方はこちらへ |
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| 消化性潰瘍は前記したようにその深さによって4段階に分けられます。(UL分類) |
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| UL-1 : 粘膜層のみの組織欠損 |
| UL-2 : 粘膜筋板を越え粘膜下層に達する組織欠損 |
| UL-3 : 組織欠損が固有筋層にまで達するもの |
| UL-4 : 組織欠損が固有筋層を越え粘膜下組織または漿膜に達したもの |
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| 胃潰瘍の治癒過程 |
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| 活動期(A1) |
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活動期(A2) |
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治癒過程期(H1) |
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再発 |
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| 白色瘢痕(S2) |
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活動期(A2) |
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治癒過程期(H2) |
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