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内視鏡の検査内容は、診察で患者様の症状等をお聞きした上で決まります。
検査の際、苦痛のないように鎮静・鎮痛剤の注射を使用します。検査後の車、バイク、自転車の運転は大変危険です。公共の交通機関での来院やご家族の送迎をお願いします。
※ 車、バイク、自転車で来院された方は検査をお断りする場合もございます。
拡大内視鏡とは
拡大内視鏡とは、先端部に高解像度CCDを内蔵し、手元の操作ひとつで50倍、100倍拡大と、顕微鏡のような観察が可能な内視鏡です。ポリープ表面の凹凸や模様をより詳しく観察することで、癌になる可能性のあるポリープであるか否か(切除癌であるか否か、癌であれば深く浸潤していないか、内視鏡切除で充分か)などをより正確に診断することに非常に効果を発揮します。それにより、不要な切除や不完全な切除を減らすことができると考えています。
服部胃腸科では、通常の検査に拡大内視鏡を積極的に用い、診断の向上とより適正な治療法の選択に努めています。
拡大内視鏡での診断方法
内視鏡下に大腸ポリープの表面に青や紫の色素をかけ染色し、表面構造を観察します。
拡大することでポリープ表面の小さな溝が見えるようになり、治療すべきものであるか、また内視鏡的に治療できるものなのかなどを判断しています。
大腸ポリープの拡大観察の一例
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1. 紫の色素をかけ染色後、拡大内視鏡で拡大観察
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2. さらに拡大観察
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3. 拡大観察の結果、癌ではないが癌になる可能性のある腺腫と診断され、内視鏡で切除しました
NBI(狭帯域フィルター内視鏡)
当院では、さらに高精度な検査を可能にするためNBI(Narrow Band Imaging=狭帯域フィルター内視鏡)を導入しました。NBIについての詳しい説明は、最新設備のページをご覧ください。