大腸カメラ検査

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当院の大腸カメラについて

当院では、以下の対策を行うことで観察の質の向上を図っています。

  • 検査中に体位変換(腸の中がよく見える体位に変えること)
  • カメラの出し入れを行い、同じ部位を複数回観察する
  • ひだの裏をめくりながら観察する
  • 高解像度拡大内視鏡の導入

このような対策により、丈が低く横に這う病変や屈曲の裏に隠れやすい病変、進行が速いデノボがんなどを早期に発見することを目指しています。

女性はがんの中で大腸がん死亡率がトップです

女性のがん発生率で一位は乳がんですが、死亡率で一位は大腸がんです。これは、大腸がんが進行してから発見されるケースが多いことを示しています。
消化管(食道、胃、大腸)のがんは早期に発見されれば根治できる時代です。検査も楽に受けられますので、早期発見のために定期的に検診を受けましょう。

こんな症状はありませんか?

  • 便秘
  • 下痢
  • 血便(下血)
  • 胸焼け
  • 腹痛
  • 食欲不振
  • 体重減少など

このような方へおすすめです

  • 腹痛がある
  • 腹部膨満感がある
  • 下痢・便秘を繰り返す
  • 便が細くなった
  • 血便(便に血が混じる)
  • 大腸ポリープが見つかったことがある
  • 便潜血検査が陽性だった
  • 家族や親戚に大腸がんにかかった人がいるなど

安心できる院内下剤に対応

当院では、検査前の腸管洗浄下剤を院内で服用いただけます。
初めての大腸カメラ検査で下剤の服用に不安がある方や、遠方からご来院される方も、院内で下剤を服用いただくことで、安心して検査を受けられます。

大腸カメラ検査の流れ

検査前日・前々日の準備

検査予約時に食事や下剤の準備指示を案内します。
水分摂取は制限されておらず、脱水予防のために十分な水分を取ることが推奨されます。

検査当日の流れ

来院前

検査当日は絶食でお越しください。
ただし、水分摂取は可能ですが、色の濃い飲料(お茶、コーヒー)や牛乳は避けてください。
心臓病や高血圧の薬は内服を続けてください。

来院後

検査に必要な下剤を院内で服用します。
大腸が清潔になり次第、優先的に検査を行います。
検査中は静脈麻酔を使用し、快適かつ安全に進められます。
検査後は麻酔が切れるまで1〜2時間休息が必要です。
早急に起きると転倒や気分不良のリスクがありますので注意が必要です。

検査後の注意事項

検査後は車の運転を控え、可能であれば公共交通機関を利用するか、同伴者と一緒に帰宅してください。
車での帰宅は避けることをお勧めしますが、必要な場合は十分な休息後に帰宅してください。
帰宅中にふらつきやめまいがあった場合は、すぐに座るなどして転倒を防いでください。

よくある質問(大腸カメラ)

大腸カメラ検査に関するよくある質問については、以下のページをご参照ください。