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胃カメラは怖くない?胃カメラの基礎知識を理解しよう!

胃カメラの検査をはじめて受ける人にとって、「胃カメラは痛みを伴うもの?」「胃カメラで何を調べられるの?」と疑問に感じる人もいるでしょう。
胃カメラに関する疑問を解決しておくことで、安心して検査を受けやすくなります。
「最近胃の調子が悪いけど、胃カメラは怖い」と感じる人も、検査を受けて頂くことで病気を早期発見することにも繋がります。
胃カメラの必要性を理解したうえで、病院を受診して頂くことをおすすめします。

胃カメラとは?

胃カメラとは上部消化管内視鏡検査のことで、口や鼻から内視鏡を挿入し、食道・胃・十二指腸の様子を観察します。

炎症や潰瘍、がんなどの有無を詳細に確認でき、病変の早期発見にも役立ちます。
映像はリアルタイムで確認でき、必要に応じて組織を採取し、良性・悪性の判断も行います。

特に30歳以上の方は、ピロリ菌の感染や胃がんリスクを調べる目的で胃カメラを受けると安心です。
萎縮性胃炎や早期胃がんの発見、進行がんのリスク回避にもつながります。

早期治療を実現するためにも、2年ごとの胃カメラ検査をおすすめします。

胃カメラの際に不安や苦痛が伴わないための麻酔処置

胃カメラでは、咽頭反射による吐き気などの不快感を軽減するため、鎮痛剤や表面麻酔を使用するケースがあります。

経口内視鏡と経鼻内視鏡の違い

  • 経口内視鏡検査:口から挿入し、咽頭麻酔を使用
  • 経鼻内視鏡検査:鼻から挿入し、鼻腔麻酔を使用。細いスコープで痛みや違和感が少ない

いずれも事前に説明を受けたうえで、患者様が選択する形が一般的です。

鎮静剤の使用について

不安が強い方には、鎮静剤を静脈から点滴することで、眠ったような状態で検査が可能になります。
嘔吐反射も起きにくく、検査への恐怖心が和らぎます。

ただし、麻酔使用後は運転ができないため、交通手段や時間に余裕を持つ必要があります。
また、ごくまれに麻酔薬によるアレルギー反応が起きることがあるため、既往歴がある方は必ず事前に申告しましょう。

胃カメラの一般的な料金や検査時間

  • 観察のみ:3割負担で約6,000円前後
  • 顕微鏡検査あり:3割負担で約9,000円前後
  • ポリープ切除あり:3割負担で約17,000円前後
  • ピロリ菌の採血検査:自費で約2,000円前後

※自覚症状がない場合は保険適用外となり、自費診療になります。
不安な方は事前に病院へ問い合わせておくと安心です。

検査自体は説明や準備を含めて30分程度。
「想像していたより楽だった」と感じる方も多く、当院でも「痛くない、怖くない胃カメラ」を心がけています。

リラックスして受けることが大切

胃カメラに対して強い緊張を感じていると、痛みや不快感が増す傾向があります。
リラックスした状態で検査を受けることが、快適に終えるコツです。

当院では看護師が丁寧にフォローし、安心して受診いただけるよう体制を整えています。

胃カメラによって病気を早期に発見できれば、死亡リスクの軽減にもつながります。
年齢を重ねても、美味しく食事を楽しむために、胃カメラの重要性を正しく理解しておきましょう。

服部胃腸科について

服部胃腸科は、全国有数の検査実績を持ち、幅広い世代の患者様から信頼を寄せていただいています。
初めての人間ドックや内視鏡検査も安心して受けていただけるよう、患者様に寄り添いながら高精度な検査を提供しています。

また、女性が安心して検査を受けられるよう「レディースデイ」も設けています。
麻酔を使用することで、苦痛や不快感を最小限に抑える取り組みを行っております。

服部胃腸科
住所:〒860-0004 熊本県熊本市中央区新町2丁目12-35
電話番号:096-325-2300