当院では、最新のオリンパス社製内視鏡装置『EVIS LUCERA ELITE』を完備し、高精度の検査を提供しています。
この装置は特殊光(NBIシステム)を利用して粘膜表面の微細な血管を詳細に観察し、早期がんの発見に優れています。
また、胃内視鏡では拡大内視鏡を併用し、拡大観察によって微小な病変を詳しく診断し、治療の精度を向上させています。
当院では予約を推奨しております。
検査時間の予約が可能なため、待ち時間なく検査を受けることができます。
ただし、検査予約状況によってはご希望の日時に予約をお取りできない場合もございます。
上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)は、経口検査(口からスコープを挿入)と経鼻検査(鼻からスコープを挿入)があります。
経鼻検査の場合、強い嘔吐感を引き起こす咽頭反射を避けられるため、楽に検査を受けられます。一般的に無麻酔で行うため、検査終了後すぐに帰宅できます。
当院では、鎮静剤を静脈注射を行った上で経口内視鏡検査で行っております。
特に水分や食事の制限はありませんが、食事は午後8時までに済ませるようにしましょう。
検査当日は絶食でご来院ください。
前日同様に水分の制限はありませんが、検査の妨げになる濃い色のお茶、コーヒー、牛乳などは避けてください。
心臓病や高血圧の薬は内服していただいて結構です。
検査では、苦しくなく安全に進めるために静脈麻酔を行います。
検査後は麻酔の効果が切れるまで、1~2時間ほど休んでいただきます。 起床後は十分な休憩を取り、ふらつきやめまいなどの症状がないことを確認してください。
症状が現れた場合は速やかにお知らせください。 覚醒状態が不十分なまま起きると転倒や気分不良の危険性が高くなります。