当院では、胃および大腸のポリープ切除を行っています。ポリープとは、胃や大腸の粘膜が局所的に隆起して形成される病変で、腫瘍性と非腫瘍性に分類されます。定期的な内視鏡検査により、腫瘍性ポリープを早期に発見し、安全に切除することが可能です。
ポリペクトミーは、内視鏡の先端から円形のワイヤーを出し、ポリープを縛り切除する方法です。この方法は、特に小さなポリープに有効で、手術中の出血リスクを最小限に抑えます。
EMRは、粘膜下層に生理食塩水を注入してポリープを持ち上げ、安全に切除する方法です。この方法は、ある程度大きさのあるポリープの治療に適しています。
潜在的にがん化するリスクを持つため、発見次第、内視鏡切除が推奨されます。
通常は経過観察されますが、サイズが大きくなると切除が必要になることがあります。
良性腫瘍(腺腫)と悪性腫瘍(がん)があり得ます。悪性腫瘍(がん)は早急に治療が必要ですが、良性腫瘍(腺腫)はがんへの変化するリスクがあるため、定期的な経過観察と必要に応じての切除が重要です。
治療の必要はほとんどありませんが、炎症性や過形成性ポリープも注意が必要です。
腫瘍性ポリープは、その形状や大きさによってがん化のリスクが異なります。5mm以上のポリープ、または特殊な形状を持つポリープは、積極的に治療の対象となります。当院では、発見した腫瘍性ポリープを積極的に摘除し、大腸を健康な状態に保つことで、患者様の健康を守ります。
当院では年1回の定期的な内視鏡検査を推奨しております。これにより、ポリープや他の病変を早期に発見し、適切な治療を行うことが可能です。ご自身の健康を守るため、ぜひ定期検査をお受けください。