超音波検査にはどんな種類があるの?検査を受ける時に気を付けたいポイントとは
人間ドックなどで超音波検査を実施する際に、どのような検査なのかわからず不安に感じる人もいるでしょう。人間ドックなどで行われる検査のなかでも、超音波検査は安全性が高く、患者様にとって安心して受けて頂きやすい検査の1つです。今回は、超音波検査の種類と検査を受けるときに気を付けたいポイントについて解説します。
超音波検査の特徴
超音波検査を実施することで、多くのがんを早期発見しやすいことが特徴です。早期発見が難しいといわれているすい臓がんも、腹部超音波検査を実施すれば発見できる可能性があります。超音波検査はCTやMRIなどと併用して実施されることも多く、がんのある場所や大きさ、がんの形まで調べることができます。骨と肺を除いて、大部分の臓器の内部性状を調べられるため、幅広い疾患に対応しやすい検査だといえます。具体的には、腎臓結石や胆石、腫瘍や腸閉塞などの病変も、超音波検査なら発見することが可能です。
なお、超音波検査は、痛みや不快感はほとんど覚えない検査です。ゼリーを塗布したうえでプローブを体の表面に当てるだけで超音波を送り込めるため、患者様の心身の苦痛を抑えて検査を行えることがメリットです。放射線被ばくがないため、小さなお子様から妊婦さんまで安心して検査を受けて頂くことが可能です。
超音波検査には、以下のような種類があります。
・心臓超音波検査
・腹部超音波検査
・血管超音波検査
・頸部超音波検査
・胎児超音波検査
・乳房超音波検査
心臓超音波検査の場合は検査時間が30分ほどですが、他の部位なら10分程度で検査は終了します。超音波検査は、症状がある場合で1割負担なら350~800円程度、3割負担で1,100~2,600円程度といわれています。検査を行う臓器によっても費用は異なるため、心配な場合は検査を実施する前に担当医に確認しておきましょう。症状がない場合は自費負担となるため、5,000~12,000円程度かかることもあります。
超音波検査を受けるときの注意点
どの部位の超音波検査を実施する場合でも、検査当日はゆったりとした上下別れた服装で来院するようにしましょう。また、検査用のゼリーが衣類に付着する可能性もあるため、洗濯しやすい素材の衣類を選ぶことをおすすめします。超音波検査を実施する際には貴金属類は外す必要があるため、あらかじめ外してから来院することを推奨します。検査3時間前には食事を済ませるようにし、牛乳やジュースなどは飲用しないようにしましょう。検査当日は、喫煙しないよう心掛ける必要があります。腹部超音波検査を実施する患者様の場合は、検査前日の22時までには夕食を済ませる必要があり、検査までは絶食となることが一般的です。絶食などの制限に関しては、病院によって異なるケースもあります。超音波検査を実施する際の注意点は調べる臓器によって異なるケースもあるため、検査前に担当医に確認しておきましょう。
膀胱部の超音波検査を行う際には排尿を控える必要がありますが、我慢できない場合は排尿しても問題ありません。超音波検査を終了した後は、特に制限はないことが一般的です。
超音波検査は、以下のような患者様に実施しないケースもあります。
・ペースメーカーを装着している患者様
・血管や脊髄に重い疾患がある患者様
・妊娠初期の胎児
・悪性腫瘍がある患者様
・卵アレルギーがある患者様
・低血糖発作の恐れがある薬を服用している患者様
・腹部大動脈瘤が40mm以上ある患者様
上記の疾患がある患者様の場合は、超音波検査ではなく別の検査方法を選択することが一般的です。骨やガスには超音波が通らないため、深部臓器に届く超音波は減衰しやすくなることがあります。また、観察可能な視野が狭い場合も、超音波検査では画像が不鮮明になってしまうケースも少なくありません。
初期のがんや小さな病変は、超音波検査での発見は難しいこともあります。その場合は、MRI検査やCT検査などを併用します。また、検査技師のスキルや経験が浅ければ正確な検査を行えない場合もあるでしょう。そのため、超音波検査を受けるときには、「日本エコー図専門医」や「超音波専門医」などの豊富なスキルや知識を持つ検査技師が在籍しているかをチェックすることが大切です。
ご自身で病院を見つけることが難しい場合は、病院の口コミなどが掲載されているサイトをチェックしてみましょう。実際に超音波検査を受けた方の口コミをみることで、病院の待ち時間や医師、看護師などの対応もわかるため、受診する際の安心感にもつながります。
超音波検査は患者様にとって負担の少ない検査であるため、比較的受けて頂きやすい検査だといえます。体調不良が気になる場合や痛みや不快感などが慢性的になっている場合は、詳細に調べるために超音波検査が行われることもあります。人間ドックや健診センターなどで超音波検査を受けることもできるため、ご自身の健康寿命を延ばすためにも、積極的に超音波検査を受けるようにしましょう。
服部胃腸科について
服部胃腸科は、全国有数の検査実績を持ち、幅広い世代の患者様から信頼を寄せて頂いております。はじめての人間ドックや内視鏡カメラを安心して受けて頂けるよう、患者様の気持ちに寄り添いフォローを行いながら、高精度な検査を提供いたします。当院では女性も安心して検査を受けて頂けるよう、「レディースデイ」を設けています。検査の際には麻酔を使用することで、患者様の苦痛や不快感を最小限に抑えるよう努めております。
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