大腸カメラ検査を行うメリットとデメリットとは?病院を選ぶときのポイントも紹介

大腸カメラ検査を初めて受ける方のなかには、「大腸カメラ検査を受けると、どのようなメリットやデメリットがあるのかわからない」と感じる方もいるでしょう。大腸カメラ検査を受けるメリットがわからなければ、検査から足が遠のいてしまう場合もあります。大腸カメラ検査の目的やメリットが理解できれば、自ずと検査の必要性を実感できるようになるでしょう。
●大腸カメラ検査を行うメリット
大腸カメラ検査を行うメリットは、以下の通りです。
- 大腸がんによる死亡率を低下させることができる
- 小さな病変も逃さずに観察できる
- 便秘や下痢などの原因が明確になる
- 大腸がんやクローン病などの重大な病気を発見できる
- その場で診断を確定できる
- 大腸がんの予防に繋がる
- 腸内環境を一度リセットでき、理想の腸内環境を作りやすくなる
大腸がんは、早期に発見できることで完治を期待できる病気の1つです。しかし、進行してしまえば多臓器の転移などを引き起こし、手遅れとなってしまうケースも少なくありません。大腸カメラ検査を行うことで、大腸がんの予防や発見を行えることが最大のメリットだと言えます。年齢制限が無い検査方法であるため、ご高齢の方でもリスクのある持病が無ければ検査を受けて頂くことが可能です。70歳以上の方でも、リスクのある持病が無ければ大腸カメラ検査を受けられる患者様もいらっしゃいます。実際に、米国予防医療専門委員会は、大腸がん検診は75歳までの方を推奨しているため、ご高齢の方でも検査を受けて頂くことをおすすめします。
「これまでに一度も大腸カメラ検査を受けたことがない、受けるべきタイミングがわからない」という方には、60歳のタイミングで大腸カメラ検査を受けて頂くことを推奨しております。60歳は加齢とともに、大腸がんの発症リスクが高まる傾向があるためです。大腸カメラ検査を受けて頂くことで、精神的な安心感にもつながるでしょう。
また、すべての便を出し切って検査を行う大腸カメラ検査後には、腸内環境をリセットできていることも大きなメリットとして挙げられます。検査後には善玉菌が豊富に含まれるキムチやぬか漬け、納豆などを積極的に摂取することで、善玉菌優位の腸内環境を作りやすくなります。
●大腸カメラ検査を行うデメリット
- 肛門から内視鏡を挿入するため、羞恥心を感じやすい
- 内視鏡の挿入時に痛みを感じるケースがある
- 稀に穿孔(大腸の壁に穴が開く)や出血が生じるケースがある
- 感染症の原因となることがある
- 腹部膨満感を苦痛に感じることがある
- 大腸内すべてを観察できないケースがある
- 高齢者の場合は麻酔に関連するリスクがある
- 大量の下剤を服用する際に不快感を覚えるケースがある
- 下剤によって腸管穿孔や腸閉塞などの副作用が生じるケースがある
- 検査後に貧血症状や血便、腹部膨満感や発熱などの合併症が起きるケースがある
- 医師の技術によっては痛みや不快感を覚えることもある
大腸内はヒダが広がっているため、死角が生じやすいことが特徴です。そのため、大腸カメラ検査では二酸化炭素を送り込み、大腸を膨らませながら観察を行います。その際に腹部膨満感や不快感を覚える患者様が多くいらっしゃいます。また、前日からの絶食や大量の下剤の服用など、患者様の身体的負担が大きな検査であることがデメリットの1つです。大腸内を観察する際に大腸内に食物残渣がある場合は、十分に大腸内を観察できない原因となってしまいます。大腸カメラ検査の際に詳細に調べるためにも、検査を行う3日程前から油分の多い食事は控えるなど、食事に気を付ける必要があります。
女性の方で大腸カメラ検査が「恥ずかしい」と感じる場合は、女医が検査を担当する病院を選択することも方法の1つです。多くの病院では、患者様が安心して検査を受けられるよう、女性の看護師が優しく検査をサポートします。不安感が強い場合は、問診の際に担当医に相談してみても良いでしょう。

●大腸カメラ検査をする病院を選ぶときのポイント
大腸カメラ検査を行うメリットとデメリットを把握したら、大腸カメラ検査を行う病院を選びましょう。初めて大腸カメラ検査を受ける方は、日本消化器内視鏡学会専門医の資格を持つ医師が在籍している病院や、大腸カメラ検査の実績豊富な病院を選ぶようにしましょう。検査による痛みや不快感に不安を覚える場合は、鎮静剤を用いた無痛の大腸カメラ検査を実施している病院を選びましょう。鎮静剤を使用すれば、ウトウトしている間に検査を終了できます。痛みや不快感を伴わないことで、定期的に大腸カメラ検査を受けやすくなることもメリットの1つです。
なかには、忙しい方向けに胃カメラと大腸カメラを同日に検査可能な病院もあります。胃腸の不調を感じている場合は、胃カメラ検査と大腸カメラ検査を受けて頂くことが推奨されています。何度も病院へ足を運ぶことに抵抗がある場合は、同日に胃カメラ検査と大腸カメラ検査を受けても良いでしょう。また、大腸ポリープを発見した時点で切除してもらうことで、大腸がんを未然に防ぐことが可能です。大腸カメラ検査を受ける際には、同時に大腸ポリープを切除してもらえるか確認しておくことも重要です。
熊本市中央区で大腸カメラ検査をご検討中の方へ

服部胃腸科は、全国有数の検査実績を持ち、幅広い世代の患者様から信頼を寄せて頂いております。はじめての人間ドックや内視鏡カメラを安心して受けて頂けるよう、患者様の気持ちに寄り添いフォローを行いながら、高精度な検査を提供いたします。
当院では女性も安心して検査を受けて頂けるよう、「レディースデイ」を設けています。検査の際には麻酔を使用することで、患者様の苦痛や不快感を最小限に抑えるよう努めております。
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