病気を早期発見、治療につなげる服部胃腸科の大腸カメラ検査
胃カメラが上部消化管をチェックするための欠かせない検査というなら、大腸カメラ検査は下部消化管の健康を守るための大切な取り組みです。
事前に腸を空っぽの状態にして、肛門から専用のカメラを挿入し、腸内の状態を映像で確認していくという検査方法です。
大腸カメラ検査でも、胃カメラ同様に鎮静剤を用いて負担なく検査を受けていただけますのでご安心ください。
大腸カメラは、通常は30分ほどで検査を行いますが、患者様の状態によって検査時間は前後する可能性があります。
今回はそんな大腸カメラ検査について、当院の工夫をご紹介できればと思います。
これから検査を受ける方、大腸カメラについて気になることがある方は、ぜひ参考にされてみてくださいね。
拡大内視鏡を用いて大腸がんの早期発見に注力しています
当院の内視鏡検査では、オリンパス社製の最新式内視鏡装置である「LUCERA ELITE(ルセラ エリート)」という設備を活用しています。
大腸カメラでは、その中の拡大内視鏡と細径内視鏡というものを使用します。
拡大視野で観察できる内視鏡は、より小さな病変まで見逃さずに診断を行うことを目的としています。検査を担当する医師は、これまで数ある症例に対応し、日々研鑽を積んでいる内視鏡検査の専門医たちです。
よりアップデートされた設備とこれまでに医師が培ってきた経験を活かし、患者様の健康を守るための大腸カメラ検査に注力しています。
がんを見落とさないための工夫を凝らした大腸カメラ検査
大腸カメラでは、大腸、小腸の一部分、肛門を確認して病変がないかをチェックしていきます。
その中でも大腸は患者様の状態によって検査が難しいことも少なくありません。
当院では、検査時の見落としが発生しないようにと考え、検査中に体の向きを変えたり、同じ部分を複数回確認したり、ひだの裏側をめくるようにカメラを移動させたりと、さまざまな工夫を行っています。
その上で、患者様にはなるべく負担をおかけしないよう万全の体制で検査を進めてまいりますので、どうぞご協力のほどよろしくお願いします。
大腸がんのリスクとなる大腸ポリープ切除にも対応します
大腸カメラの検査を行っていると、大腸ポリープという異変を見つけることがあります。
大腸ポリープとは、大腸の粘膜にできた隆起のことで、がんのリスクがあるものとそうでないものの2種類があります。
がんのリスクを含んでいる腫瘍性のポリープに関しては、当院で切除治療も行っております。
大腸がんを早期に発見するために、その前身となるリスクを含んだポリープを見つけて観察できる、という点も大腸カメラ検査の大きなメリットと言えるでしょう。
こんな症状があったら早めにご相談ください
大腸カメラで確認できる病気には、大腸がん以外にもさまざまな種類があります。
例えば、大腸がんのリスクとなり得る大腸ポリープ、腸内で炎症が起こる炎症性腸疾患など幅広い疾患の発見につなげていきます。
なお、こうした疾患の早期発見には、初期症状を見逃さないことが大切です。
以下のような症状に気づいた際には、ぜひ早めに大腸カメラ検査を受けることをおすすめします。
・慢性的な腹痛に悩まされている
・便秘や下痢などの排便異常が続いている
・便に血が混じっているのが気になる
・お腹の張りや腹部の膨満感が気になる
・食生活に大きな変化がないにも関わらず、急激な体重変動がある
当院で大腸カメラ検査をご検討の患者様へ
当院の大腸カメラ検査は、基本的に予約制で対応させていただきます。
患者様のご都合を優先し、なるべく待ち時間なく検査を行えるよう努めておりますので、まずはご予約をお願いいたします。
なお、大腸カメラ検査を行うにあたり、事前に医師の診察が必要となりますので初めてご来院いただく際はあらかじめ診察のご予約をいただきますようご注意ください。
また、当院では院内感染予防にも注力しており、検査に使用する機器は全て消化器内視鏡学会のガイドラインに基づいた洗浄、消毒を行っております。
徹底した衛生管理のもと、患者様が不安を抱くことのない環境で検査を実施いたしますので、どうぞ安心してご来院いただけたらと思います。
当院には、大腸カメラ検査について研鑽を積んだ女性の医師も在籍しております。
男性の医師には相談しにくいという女性の患者様は、いつでも女性スタッフにお声がけください。
医院情報
服部胃腸科は日本消化器内視鏡学会認定指導施設に認定されており、年間約1万件以上の全国有数の内視鏡検査・治療数の実績を有しております。
熊本で胃カメラ・大腸カメラをご検討の方は、お気軽に服部胃腸科へご相談ください。
◆クリニック名
医療法人社団魁生会 服部胃腸科
◆所在地
〒860-0004
熊本県熊本市中央区新町2-12-35
TEL:096-325-2300